宙を奪った 欲張りな朝が 段々綺麗に成って 暗い部屋を舞った 今日も染まんない閑暇と 笑う影は少女 一寸くらい寂しくてもいっか 意味もなく 描く焦がす脈 今解け出す あの夏を思い出して 二人がまた出逢えたら 肌で霞む憂に花束を サーチライトと感傷症 風が揺らす藍色 未だ 未だ 戻れそうに無いな 宙が奪った ご機嫌な声は 散々苦しみ合って 唯のゴミに成った 季節に名前が無くても この言葉は確かに最後さ そっか、もう君は余花に 溺れて仕舞ったんだ あの夏を思い出して 二人がまた出逢えたら 夏を笑い合って 二人でまた海へ行こう 夜がいいね あの夏を思い出して 二人がまた出逢えたら 肌で霞む憂に花束を サーチライトと感傷症 風に靡く僕らは 未だ 未だ 歩き出せないな