今夜 終電なんてもうないからさ 夢の中でしか会えないから ひとり東京の街へ吸い込まれ 叫ぶ 愛しい場所だ せわしなく流れるメロディは いつから鳴っていたんだろう いつの間にか 置き去りにされていた この街から そっと目を逸らす 騒がしく 光るネオンサイン 乾いた心 乱反射して 苛まれては慣れてしまっていた 僕の身体 すり抜けていく 溢れかえった人混みを 避けるように 入った裏通り 高架の下のガラス窓に 映った僕は泣いていた 忘れないでいて 僕のことを まだ憧れている Teenager 溢れ出した 涙はそっと 風に飛ばされていく 忘れかけた 君のことを また思い出させる Endearing 僕の目には 映るだろうか 東京ハレーション とめどなく流れる人々は どこからやって来たのだろう 潤んだ瞳 奥のフィルムには 僕のことは 写していますか? 東京ビジネス キラキラしていた 気づけばDizziness 取り残されていた 夢見た世界は僕に目もくれず 時が流れていく 不甲斐ないな あぁ情けないや 今夜 終電なんてもうないからさ 夢の中でしか会えないから ひとり東京の街へ吸い込まれ 叫ぶ 愛しい故郷だ 忘れられた 僕はまるで 誰の目にも映らない ホログラム 2万Hzで 叫ぶ鼓動 どうか君だけには聴こえていて 離さないでいて 繋いだ手を 愛に飢えているこの雑踏で 振り返った 君の目には 僕は映りますか? 僕のフィルム 燦めきだす 全て反射していく ハレーション 白く光る 光の中 輝く未来が 見える そんな予感がした 眠ることはない 東京ハレーション