夏の夕暮れ刻に 君の影を探して 思い出一つ追い越して 真夏の木陰の下 君だけの影を見た 手を差し伸べてくれた 僕の初めての夏になった 二人だけの世界で 追いかける君の背中 このまま夏の真ん中で 溶けてしまいたい 君と二人だけの夏 僕のこと忘れないでいて 抱え込んだ現実に 押しつぶされないように歩く 君とまた来年の夏まで 約束、覚えている 去年の木陰の外 連れ出してくれたこと 二人だけの夏休みを 君の影を探してる 木陰にはもう誰も来ない 一人きりの夏休み 今までと何も変わらなくて 思い出の中だけ笑ってる いくつかの秋が来て 何度かの冬を越す 春から次の季節へ 思い出の中へ 君と過ごしたあの夏 まるで夢の出来事のようで また今年も夏が来る またいつもの場所に会いに行く あの真夏の木陰の下 君のことずっと覚えている 僕の約束を君にあげる