眠れない夜のモノローグ 罪を悔いては 思いを束ねて ケージの中 遊ぶ鳥みたいに ひとりの部屋に籠る 戸口の前に杭を立て 遠い異国の メロディなぞれば さえずる声 身の丈のため息 野生のように鳴いた 明日を超える その旅の前 子供の頃 見た 絵本を開き 探してる 無垢なるひとときを 机の上 しわくちゃのレシート しおりのように挟む 明日を超える その旅の前 風邪の処方箋 あともう 少し 飽きもせず ただ水を飲み干す 眠れない夜のモノローグ 心みだれた リズムはいらない 街の喧騒 誰かのつまらない欲望 そっと 見送り 枕を抱く
