雨降りの跡 傘の雫 濡れた街路に 湿った心 一つ 猛スピードで 通り過ぎる列車 向かいで笑う 君を遮る 君の言葉 尖った言葉 一つ一つ 気に留めてしまい込んでいたら いつか溢れ出して止まらなくなるね そうわかってるのに 雨が降るたび思い出して 嫌いな色がこびり付くこころ 傘をさしても頰まで濡れて 虚ろな色に変わっていくせかい 君の隣で平気な振り 大丈夫。そう呟いた でも君には聞こえない 踏切のベルが ずっと ずっと 鳴り響いてる 雨が降るたび思い出して 嫌いな色がこびり付くこころ 傘をさしても頰まで濡れて 虚ろな色に変わっていくせかい 傘の中 君は今も笑ってるよね 言った言葉の重さも知らないで 私が一歩下がっていたことも 気づかなかったでしょ? 落ちる 落ちる 君との日々 落ちる 落ちる 心の声 落ちる 落ちる 無数の雫 掴めない雨と君 雨が降るたび思い出すのは 嫌な記憶 それだけじゃなかったから 傘を閉じて流してゆく 灰色の感情 向かいで笑う君に手を振った