提灯が揺れる帰り道 笑い声が夜に溶けてく 浴衣姿 照れた横顔 言えないまま今日が過ぎる 綿あめ片手 歩幅合わせて 花火の音に声は消えた この一瞬が終わることを 少しだけ怖くなった 毎年くる夏なのに 今日だけは二度と戻らない 祭りの灯りに照らされて 君の笑顔が輝いてた 花火が空を染めるたび 心まで夏になってく また来年じゃなくて今 この景色を忘れたくない 夜風に揺れる想いごと 夏の音が包んでいた 金魚すくいも射的も 勝ち負けなんてどうでもいい 隣で笑ってくれるだけで 今日はそれだけで十分だ 屋台の匂い 遠い太鼓 人混みの中ではぐれそうで そっと握ったその右手を もう離したくなかった 季節はまた巡るけれど 同じ夏はもう来ない だから今日という思い出を 胸いっぱい焼き付けよう 祭りの灯りが消えたあとも 君の笑顔は消えないまま 花火みたいな一瞬でも 心にはずっと残ってる またどこかで会えたなら 今日の続きを話そうよ 帰り道に響く足音 今年の夏をありがとう
