いくら食べても 平気だった二十代 日焼けなんて気にせず 走ってた 徹夜のまま 朝日に追われながら そのまま職場へ向かった あの頃 体育館に響く バスケのボール 「Nice shot!」 スリーポイントシュート 決めてハイタッチ 仲間とボールを追った 青春の日々 あの瞬間が いまも私を動かす 少しずつ 増えていった責任 迷っても 立ち止まっても 全部抱えて 歩いてきた あの頃より少し 強くなれたから 庭の苺に そっと手を添えて 小鳥の声で始まる朝 光の中で ジャムを煮詰めながら 今日の身体に小さく「ありがとう」 発酵ジュースの 甘ずっぱい香り Tastes so sweet… なんかくすぐったいけど好き 美人になーれと 源泉の湯を 顔にパシャパシャ ふわり上がる湯気に 頬を寄せながら ぽかぽかのまま タオルでくるり 今日の私に小さく拍手 帰り道の足湯で ゆっくり 湯気をまといながら 明日からの力を ひとつ受け取る 二十代も 三十代も 全部抱きしめた 今の私で Yesterday, today, and tomorrow どんなときも 越えてきた私がいる 走って、転んで、笑って、整えて たどり着いた「いまの景色」
