いつも通りの騒がしい日に お気に入りのマフラーを巻いて 街に赴けば ギターの音色が 今日も愛されたいと歌ってる 街路樹のアーチ 瞳は七色 肩を寄せながら ひとつになる 会いたいのは 自分以外の誰か ひとりじゃ叶わない ひとりじゃ生きられない あなたを想って去り行く誰かを見て 寂しさを抱いた 祈りが溢れた夜 街角のドラマ あの子が見ていた ショーウィンドウは大きな宝箱 手に入らないからこそ離れられない 小さな世界に真理を見る 遠くで響いている ラララの歌声 僕を残しても 世界は廻る もしも今日だけ祈りが届くなら 明日 あなたの側 確かな温もりを 積み重ねた数えきれない時間 全てを抱えた 地球の上 ひとり 今日が運んだ 優しさを確かめて 帰り道の寂しさ 浸って 会いたい誰かの明日を願っていたい いつも通りの特別な日に ひとつ 多くの 願いを乗せて 世界は廻る