ぐでぐでんのあいつの ダメな暮らしの ストレスの強行と鏡張りの部屋 ひとりは怖いと嘆く二重人格 味方になりたい 天邪鬼はつらい 剥き出しの悪口で あの子を泣かせた日 悪ふざけだったんです 軽率でしたと タイトル「バカのしりぬぐい」 作者のばかです 平気でウソも 付けるようになってしまった 自分次第自分次第 自分次第自分次第 他人次第他人次第 誰か次第誰か次第 この両手で触れられないまま 消えてしまったけれど 無くならない 見えないけど見えているもの 時計台、草、木、海、昨日の君 生きていく意味 わずかだって見て来たろ 2文字のみ添えた恋文の 重みも忘れて 知らない間に 大人になっていた ドラマもいつか終わる。 一話も見逃さずで その結果がまさか 夢オチっちゃあるかよ ドアノブのないドアを こじ開けるような 声も出なくなるほど冷たい夜 貧乏草に足をすくわれる街 見つかることもなく 誰かの声を探してる