晴れた腹いせに僕が涙を流すよ アラームが止まるまでは 起きたくない 僕が思うほど僕は気の毒じゃないよ な 気づけば選ぶ全て 一人ぼっちだ 雪の積もる道を歩いて 靴が濡れて帰りたくなる 嗚呼 あの日失くした 友達 恋人 春になればまた思い出すかな 僕の知る筈もない空の下で 大人になってしまっても どうか青いままで 僕が思うほど僕は特別じゃないだろ う 風邪もひくし 嘘もつくし 悪口もいう 冷たい猫に手を合わせて 水仙は赤く冬を奏でる ただ ただ ただ いつでも振り返れば 同じ微笑みをくれる 「いつか会いに行くよ」 そんな言葉 覚えてないでいてね あの日波間に沈めた 卒アル 火をつけられずに湿気った花火も 僕の空っぽな宇宙 皮膚の下で 流れる風に溶けて 翼はためかせ 歌になるならば どうか青いままで