ゴールテープを切っても 何も始まらなかった ひと息つくはずのコーヒーも とっくに冷めていた 登り道で見送った たくさんの「ごめんなさい」 下り道では「ありがとう」と 言えばよかったかな “あたりまえ”があたりまえに なった月日が 僕を大人にしてくれたと 勘違いしてた でも 帰りを待ち疲れ 夢の中でも待ってくれる あなたがいたから 忘れないよ ここに確かにあなたがいること ふるえるような毎日が 確かにここにあったから 稲穂が金の海になった日 自分の未来を浮かべた 行き先は変わり続けるけど 僕の居場所は 他の誰にも譲れやしない 「嘘はつかない」この気持ちを 言葉にしてみた瞬間から 心の磁石が何かを感じ始めた 魔法は僕の味方になる 忘れないよ ここに確かにあなたがいること ふるえるような毎日が 確かにここにあるから 僕はあなたを愛すると決めた