怪獣

歌詞

悲しいうたを歌う 君のことずっとみていたい。 悲しいうたは響く。 君はまだ何かを信じたい? 君は言う。 「理由もないのに悲しくて時々涙が 出るの」 僕は言う。 「それは君がねまっすぐに生きてる 証拠だ。」 と。 怪獣がやってきて街を壊してく。 君がみた夢は不安のメタファー。 ヒーローがやってきてとどめを 刺すのさ 君は胸をそっと撫で下ろしている。 涙なんかみせたところで 意味などない。 「わかってるけど止まんない。」 と、君は笑う。 泣いて笑う。 悲しむことに疲れた君はもう涙も 流さない。 時々理由もないのにあの頃の君を 思い出すよ? 怪獣はいなくなって街は壊れない。 平和で穏やかなメロディ。 ヒーローはつまづいてビルが 崩れてく。 役目を終えたら消えなくちゃ 邪魔になるだけ。 他人のうたを 歌うみたいに自分のうたを歌う。 ライブハウスは今日も ソールドアウト。 君の歌でみんな泣いてる。 いつか僕が殺した怪獣が 歌ってたっけな? 聞いたことあるような歌い方で 歌ってたっけな? 涙なんかみせたところで 意味などない。 わかってるけど止まんないと僕は 思う。 君は歌う優しいような残酷な歌を。 悲しいうたを歌う 君のことずっとみていたい。 幸せなうたは響く。 僕はもう君に会えないなー。