鍵をかけて停めておいた 自転車が無くなっていた 炎天下の帰り道 蝉も鳴かないくらい暑い Radioheadは真夏よりも 秋か冬に聴いた方がいい 多分そうだな 自転車は 撤去されてしまったのだろう 蜃気楼瞬きして 僕が僕であることすら 不思議に思えるよ 触れなくてもそこにあるってどうい うことだろう? 愛とか なんとか 喉が渇いたな 愛の尊さなんかより この喉の渇きを癒す方が先さ どうでもいいことばっかりで 僕らはできている 異論は認めないさ コンビニで涼んで冷たいお茶を 飲んだらもう それだけでハッピーさ この世界のどこかの 片隅にあるのだろう 僕の自転車を探しに行かなくちゃ 自転車で出かけたっけな?