水をやりすぎて 枯れたサボテンを捨てられずにいる 僕はなんとなく その花言葉を思い出した それでも僕たちの地球は廻るらしい ギターを背負って 朝の人ごみをまじめな顔して 泳ぐのです ふと思い出したのは 君の眠そうな声 インディゴブルーの風が 君を連れ去ってくのさ 悲しい歌なんか聴きたくはないのさ 僕はただあの日々を 信じていたいのさ そうやって僕たちは永遠を 手に入れた 電車の窓には淡いシアワセが朝日と 混じって渦巻くのです 今なら少しくらいは 君の気持ちもわかる 切ない気持ちだけじゃ 地球は廻らないのさ 悲しいだけの歌を 歌いたくないのさ 君が僕の歌う歌で 悲しまぬように 悲しい歌なんか 聴きたくはないのさ 僕はただあの日々を 信じていたいのさ 歪めたくないのさ