絶望的なスピードで時間は進む 僕らの意思など関係ない 君を愛していられる時間なんて 残りわずかなのだ 思い出したように降り出す雨 全てを薙ぎ倒す風 うなーななな 君の可愛い 哀しみの尻尾に触れたんだ うなーななな 愛というものが たしかにあるみたいなんだ ってなんか思ったんだ そんな気がするときは大体当たる バターを塗った面が下になる 余命はいつも短めに言われる 傘買うと雨止む 予想と理想を水槽で飼うと 共喰いする うなーななな 君の可愛い 腹ペコのお腹に耳を当てて うなーななな 生きていること それは足りなくなること 空はいつでも空っぽ どうでもいいことばかりに 一生懸命になっててさ どうでも良くないことにさ 割く時間が足りない うなーななな 君の可愛い 悲しみの尻尾に触れたんだ うなーななな 愛というものが たしかにあるみたいなんだ うなーななな 君の骸を拾い集めたその隣にさ うなーななな 桜の花をそっと添えておきましょう 空はいつでも空っぽ ってなんか思ったんだ