突然降り出した雨に なす術もない君は 濡れたままの煙草くわえて 歩き出す 行き交う人 車のクラクション この街はせわしなくて 雨宿りできる場所も時間もない こころまで 濡れてしまいそうな 6月の雨には Umbrella 愛されたい こころ偽れない やさしい痛みなんか信じない (You have gone, without saying good-bye) I'm calling you もう泣かないでこれ以上 頬をつたうのは 涙にも似た Rain 哀しい知らせを聞いたんだ 今朝 電話の留守録で 楽しかった記憶だけがあふれだす だれかの真似をして生きる なんてできない君だから ときどき君のこころははりさけそう 慈悲もない なぐさめの言葉より 君に 今 必要 Umbrella 愛されたい こころ分かちあえない 君はやさしさに唾を吐く (You have gone, without saying good-bye) I'm calling you ひとりじゃ闘えない 頬を濡らすのは いたみにも似た Rain 時の見えぬ指先が めくる こころのページ 雨のち晴れ にわか雨 少しここで雨宿りしていきなよ 愛されたい こころよ翼とじて 冷たい雨にうたれてりゃいい (You have gone, without saying good-bye) I'm calling you 君の声を聞かせて 君が待ってるのは 誰かの傘じゃなくて やさしいRain