ああ少し 肌寒くなった街で ゆらり甘い結末 素敵な台詞を 唱えようと そこに魅力はないわ 理想は理想に過ぎないでしょ 夢の見過ぎじゃないの 斑に染まる 葉の行く末を 見届けられたのなら わからないな 明日の空模様は きっときっと また雨が降る 虚しいんだ 胸のここら辺が だから 少し休んでいこうかしら まだ 伝えてないのにさ あなたは前を行く 洒洒落落の態度で 失う感情に 慣れたくないもんな わかってる 我儘だろうけど 誰かが不意に釘を刺したら 鼻で笑えばいいわ 心の奥の 煩い場所に 花弁が舞い込んだら 食い潰した 先の淡い期待は ずっとずっと 絡み付いていく ややこしいんだ そんな思い出とか 今は 少し雨を待っている ほら 路地へ逃げ込んで 傘に潜ったって 頬を鮮やかに染めて 下らない感情に 操られるなんて 誰かに零せたらいいのに・・・ 空っぽの部屋は とても苦しいから 心地よく帰れないわ 街が青く 染まるその頃に 笑い合っていたい まだ 伝えてないのにさ あなたは前を行く 洒洒落落の態度で 失う感情に慣れたくないもんな わかってる 我儘だろうけど 誰かのせいにして 口をつぐんだって 恥ずかしくてしょうがない 真昼のパステルを 夜に落としたんだ わかってよ 我儘だろうけど