AWA

オフィーリアにもう一度

Track byThe Otals

59
2
  • 2025.07.30
  • 5:03
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歌詞

水平線はすんと凪いで ポストカードみたいでした 何度もイメージしていたふうに 久しぶりだねと笑った 小さな声も響きそうだ 街はあまりに静かだった 魔法も奇跡も起こらないで 夢って思わないで 神様や時間のルールに 気取られぬように 居眠りのその隙に そうっとわたしたちは ドアをあける 日差しは少し淡くなって 風がひとつ秘密を守った 訊き返しても答えはなかった 首をふっただけ 高鳴りをひそめて 軽くステップ踏んだら きみの指をとって 頬が赤くないかって 気にしながら そうしてフィナーレが近づいて さようならって言葉にした こんな時も生真面目で 意固地な自分が可笑しかった 思い出はいつか褪せちゃうけど 忘れないこともあって はじめてきみの笑った顔を 見た日のこと 涙が急にあふれてきて 慌てて拭っても遅かった らしくないとわかっていたって いくつも言葉が口をついた ずっとこのままここにいたいよ どこにも帰りたくないよ 友達だってまた会いたいし 傷つけた人にも謝りたいよ 私はずるくて卑怯だった 優しくなんか全然なくて それでもずっと会いたかった それでも好きって言われたかった 泣いてもうぐしゃぐしゃになって かっこわるくて恥ずかしくって きみはずっと心配そうに わたしの背中に手を添えていた 魔法も奇跡もなんでもよくて 世界で一番愚かになって 欲しいものを欲しいと騒いでる 愛をねだる子供のように 水平線はすんと凪いで 時間は決して戻らなくて ぐしゃぐしゃできみに 抱きついていた 恥ずかしくて嬉しくて 死んじゃいそう 夏ももう終わりそうで きみはひとつ大人になって 寝顔に初めてキスをした 扉をそっとあけて

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