あれからどのくらい経っただろう。 もう随分と耐えたことでしょう。 指折り数えていれば、 やがて幕が上がり、 頬をつたう今までの思い出がそっと 流れていく。 頼りないけれどもう一度、 もう一歩。 ねえ、歩み、歩み、 歩み続けていけば、きっと、 つみのない愛しい矢片を見つけて、 それはとても眩いばかり。 心が躍動する音を聞いた。 抜け殻みたいに バラバラになっていた。 「でもいいのよ、 ほんの一瞬でもかがやけたもの。 これからは、 雲の隙間から見てるからね」 また一歩と歩み、歩み、 歩み続けていけば、きっと、 つみのない愛しい欠片を見つけて、 それはとても眩いばかり。 心が躍動する音を聞いた。
