ねえいつだったっけ雨に濡れた時 傘をさしてくれたよね なんともないような顔してたけど たまに思い出すんだよ その後雨はすぐに止んだから 離れて歩いたけど あの瞬間を分かち合えた 記憶が宝物 顔を上げたら夏が来てた 虹をかけるため雨は降るよ ほら陽が顔を出すよ 一生懸命に生きてはきたけど まだ先は薄暗い 僕でいることに理由がいるなら それはここにあるんだよ 顔を上げたら目眩がした 立ち止まって目をつぶったら まぶたの裏にはまたあの日の笑顔 さよならをするのは辛いけど もう会えないわけじゃない もし雨に濡れそうになったら 次は僕が傘を 顔を上げたら夏が来てた 心の梅雨明けをつれて来る 笑う君が夏だよ 目に焼き付いた 君の姿