アントラクト (feat. 初音ミク)

歌詞

小説よりも奇なる大恋愛 持て余す六畳半テリトリー アルコホリック 誘う全能感 血中濃度は上昇中 脳内はすでに無政府状態 錯乱、撹乱、わけもわからず 自傷癖の運試しなんて したくないのに 5時半の朝焼けとともに 夢現が混ざって溶けていく 正気に戻っちゃう前に始めなきゃリ アライズ はるか遠くの方で せせら笑う声が もっと遠くなったんだ 賞味期限切れの愛だって 捨てるなら私に頂戴よ これっぽっちも余らせないで 平らげてみせるから どうせフィクションならどこまでも 酔いどれでいたい我儘を 覆い隠すように 日が昇る前にカーテンを閉めて 充電は残り3% 足の踏み場もない部屋の隅で 今日も今日とて飽き足らず 行方もしれない愛を歌う 示準化石になってさ 埋もれちゃう前にさ 幸せで浅はかな夢を見せてよ そしたら いつかは もしかすると あるいは 真っ当に生きられるから 凍りかけの愛がまた溶けて 人生を薄く延ばしてゆく プラスチックのハートを割って カケラで弦をかき鳴らせば 凝り固まった四肢を穿つ 鼓動はもっともっと加速する 落ち着かないから まだまだカーテンは閉めておいて 馬鹿には見えないランデブー 馬鹿にしか見えないその行方 夢見心地のままで果てるまで叫んで 約束された偏頭痛 乾ききった喉を潤して 震える体を鎮めておやすみ 賞味期限切れの愛だって 捨てるなら私に頂戴よ これっぽっちも余らせないで 平らげてみせるから どうせフィクションならどこまでも 酔いどれでいたい我儘を 覆い隠すように 日が昇る前にカーテンを閉めて