「やぁ、最近の調子はどう?」 俯いてばかりで暗くなってるけど 上手くやってるよ 君がいなくても 放射線状に並べた 言葉に妄想、苦し紛れに嘘 酷くなってるよ 君がいないと もう駄目だよ いつからか僕の頭に住み着いて 君が飲み干すと 薄まっていくサイダー 身勝手ね、 泡のように消えてゆくのに 愛してくれるのね 「ねえ最近の調子はどう?」 俯いてばかりで暗くなってるけど うまくやってるの? あなたがいないともうダメなの すると君が居なくなった 部屋の隅をぼんやりと見つめて 僕だけを取り残して 移り変わりゆくだけ 愛色に染まる日々を超えない 他愛のある命が消えるまで 君を連れてくから待っててね 際限なく揺らぐ 僕を残した身体を抱きしめて 「環状線から夜を捨てて」 「私など要らない、あなたが全て」 ”あなたがすべて” 「感情線から夜を捨てて」 ”救えない私もあなたが統べて”