夏が過ぎさっても いまだに春の匂いが残った 遠目で見つめて 目をそらして 嘘みたい、バカみたいって 君の手、僕の手が触れ合って 顔も見れないでいた 高く 高く 風に舞っている 雨の匂いが残る 日曜日の朝 いつしか雨を君のことだと ただ、僕を打ち付けた 最低な空は君と泳ぐ 描いたばかりの星数えて 君のいない街で彷徨う 僕は抜け殻みたいだ 高く 高く 風に舞っている 雨 君の待つ場所へ 風に吹かれて 言葉が霞む 雨 君の待つ場所へ さよならの前に君は 居場所のない僕を探した 雨 君の待つ場所へ 雨 僕の中で咲け