千万の瞳が 前だけ見つめる 下を向くものは 私一人だけ 誰か教えて 澄んだ青空は いつになったら 救ってくれるの いっそこのまま薄汚れた 灰色の世界で生きようか 歪んだ窓をつかんで こじ開けて見えるのは ぼやけた世界なんかじゃなく 私の背中 都会の喧騒が 大きくなるほど 孤独が牙を向く お腹を空かせて ずっとこのまま何も見えない 冷たい場所で歌おうか ねじれたドアの前で 涙の歌が響けば こんな世界はこわくない もう一人で生きていける もっとここから美しい 灰色の世界を見つけようか 歪んだ窓をつかんで こじ開けて見えるのは ぼやけた世界なんかじゃなく 私の背中
