あなたはそっと耳元で 守ると言ってくれたのに 広がる田園の景色に その声は響かない 雨粒が瞳を覆い 私の涙をごまかす 空からあなたの両の手で 隠されたみたいに 入道雲 田んぼの畦道 小さな夏祭り 大きなはなび 私を乗せた列車は 停まることはない のぞいた車窓から見える Another me 縁側から入る風に 懐かしさを感じた時 もうあの頃の私たちは ここにはいない スイカの種 蚊取り線香のにおい 誰もいない学校 蛍の灯り 私を乗せた列車は 停まることはない のぞいた車窓から見える Another me 私を乗せた列車は 停まることはない のぞいた車窓から見える Another me 見失わないで Another me
