ほらごらん 東から 新しい世界が顔を出す 照らされたものたち全ての シルエットを残して ねえ聞いて 小さな 命のはじまりの声がする 何も知らないものたち全てに アムレットを残して もがき泣き叫び苦しみ悲しみあがき 語れない歌がある 残されたものに与えられた 涙の先にある願い 星づく夜は 遠く離れたあなたのことが 懐かしくて切なくて 吹かれる風にこの声乗せて 届いたらいいな 星づく夜は かなしさでふさがる道も あなたの温もり思い出して あの時と変わらないまま 歩いていける また会えるかな 優しさに形があるなら きっとあなたみたいな形だろう 三千世界森羅万象に輝く 星がつないだ景色 さあ行こう 時を超え 思い出が尽きないあの頃へ 出会いと別れを繰り返す 笑って泣くように咲く花 星づく夜は 消えそうなまぶしい記憶の ページをゆっくりめくりながら 色褪せた古い調べ 途切れ途切れ口ずさむ ああ限りなく あふれる夢の続きを集めながら さあ帰ろう君が待つ世界に ほら朝が来る
