最後の時は一緒にいようと 言葉に出来ない色をした空で 頭の中の記憶ごと全て 失いそうな絶望のとなり 奪い合う事も忘れてしまい 生きる形がいびつになった 隠れる場所も見つからないまま ただ抱き合うしかできない僕らは 遥か先の見えない暗闇の中で 僅かな希望にもたれかかっている また朝が来る 煌めいて散らばって 何も無くなっても 夜は明ける 世界に溺れた君が あやかしだっても 僕は共に行く 山は叫び 海は泣き 空は迫り 大地はうねる いつかきっと時は満ちる 心強く君を守る 何物だっていいから 僕のそばにいてほしい 君が君であるだけで 僕は救われる 煌めいて散らばって 何も無くなっても 夜は明ける 世界に溺れた君が あやかしだっても 僕は共に行く 錆び付いて崩れ落ちて 何も無くなっても 君はここにいる 世界に溺れた僕も あやかしになっても 君と共に行く
