遠ざかる空を駆るひこうき雲 君と見上げてたいつかの夏 顔合わす生活もくたびれた 制服の袖を つかむ日も空に溶けて 歩幅あわせていたはずだったのに やけに感じていた後ろめたさに 振り返った後ろ髪のはずが大きな 瞳と重なる 遠ざかって消えてしまえばねえ シャルー 何を待っていったのだろう 震えた唇とこぼれ落ちた あなたとずっといれたら 混雑の中で もれた本音は 2人の答えを 煽るように ごまかしても 心はそう涙模様 めくれる数字とみつめる指先 言葉は出ずともまわる青 君の隣を歩いてきたんだ 覚悟くらいはもう見えてるんだよ 雲は流れて 僕らも変わっていく 長い髪を切って指と指結ぶ約束 遠ざかって消えるのだけは ねぇシャルーきっと最後の時間 震える唇とこぼれ落ちた 話したいあなたとだけ 静寂の中で ひびく 本音は2人の答えを合わすように 目を腫らしても 心はもう晴れ模様 これからいくんだねまだ見ぬ世界へ 振り返らないで隣にいなくても ほら遠い街へ連れてくのは いつかのひこうき雲
