話し足りなくて今夜も 時間に吸い込まれて ポケットの中繋がれた手に 合図を今送ってる 夜の道路沿いの脇 電光掲示板から いらぬ世話を言われたようで 猫背を少し直した 二人手を振る夜に きみがいて ぼくがいて それだけで笑みがこぼれるんだ このまま時が止まるのなら なんて思ってるんだ 季節の中でなにを 拾い上げていけるんだろう 熱いうちに飲まなきゃすぐに 冷めきってしまうから つよがることも多くて きみがいて ぼくがいて それだけでこんなに胸が痛くて あの時もっとそばにいれたら 痛みに気付けたのかな 曇る車窓からきみを想って祈るよ きみがいて ぼくがいて それだけで笑みがこぼれるんだ これから先もそばにいれたら なんて思ってるんだ きみがいて ぼくがいて それだけで 涙が溢れ出すから 隣にいてよ きみのことを胸に抱きながら きみを愛してる