こびりつく砂浜で払い落とせず 諦めた 僕らはまだ キリがなくてそれにもがいてみたり した 振り返るものばかり光って 見えるのは 二度と 手に入らないからこそなのかな もしも君に会えるならどんな言葉を 放とうか 波打ち際の悲しみが少し疼きながら そっと揺れてる 首筋が凝るようだ 毎日はただ過ぎていく 望んでた言葉だけが喉の奥へと 深くなる しあわせはいつまでも隣にいるかな 生温い体温が不安げに明日を 見つめてる 間違いも全部 許されちゃえば 心から笑えたかな 傷口だって 消えちゃうくらいに過ごせたかな ふと恋しくなってたまらなくなって 君のこと思い出すよ もう一度だって君に会いたい お揃いはもうひとつもないんだ 夏が終わりを告げるように 夕陽が沈んでいくように なにもかもきっと終わりを 迎えてしまうのなら 輝いていて 波打ち際のやさしさが 僕の足をなぞる 少し冷たい