香る花が いざなう夜に 胸に灯る 遠き結び 約束など 夢まぼろし 割れた鏡 真の闇 叶うことなき 虚しき祈り 切り裂け 高く啼く鳥の声よ 散らせ うたかたの絢爛 舞えよ叫べよ か弱きもの 還れ無へ 終焉を紅く染め その眼は 何を映す 虚無の果てに 零す涙 水鏡 揺れ 乱れる月は邪に 切り裂け 高く低く啼きながら 奪え 命あるすべてを 咲いて狂えよ 儚き花 虚空へと 絶望を彩りて 輝ける星は 天翔け消えてゆく 願いなど叶わない 小夜啼鳥 嘆く 「滅びよ」 断ち切れ 全て焼き尽くせ無情に 堕とせ 熟れすぎた果実を 怯え震えよ 絆も絶え 縋る声 聞くもの無く 嗚呼 還れ無へ 繰り返す螺旋 哀に染め
