着陸のサインを待つ 浮遊する飛行船 無線機に応答が無い故に、故に… 地上では忙しなく忘れられるままに すれ違う鳥に問う 「僕は見えてますか?」 通り雨 僅かな目眩から 消えてく 僕の軌跡なぞっていた 致しかたないじゃない [○○のせい]もないでしょ この存在ごと 君が居てくれる度に捧げて 意味なんかないとか 「そうなんじゃない?」 「そんなんじゃない」 声に出せば救われる? 綴る度に嘘になる? コンティニューが泣いている だから消えた ちらほらと旅客機が 増えてくる季節に 「僕の船とあなたの 何が違うのですか?」 通り雨 確かな記憶が 零れてく 零れ落ちてく 君の街へ… やりきれないじゃない もう届かないんでしょ 僕の願いなど 君が見てくれるだけ…それだけで 滔々と流れゆく浮雲に 「忘れないで?僕も忘れないよ」と 強く抱きしめた 致しかたないじゃない [○○のせい]もないでしょ この存在ごと 君が居てくれる度に捧げて 意味なんかないとか 「そうなんじゃない?」 「そんなんじゃない」 声に出せば救われる? 綴る度に嘘になる? コンティニューが泣いている だから消えた