ねぇ 指切りをして (想いはツギハギのような) 何度も破って 破って 結び直せば良い ねぇ 頼りない脚 (心は停滞してた) 何度も叩いて 動けなくなった夜に 凭れればいい 徒然な日は音も無く熱を攫う 擦り切れるくらい思い返した記憶を 辿る Ah 君の聲が 横切る 聲が 先を伝い 色を変えてゆく 皐月闇の嘘 耳塞いで 浮き彫りになって消えた 始まりの様なエンドロールを 眺めてる 朝が夜に白旗を上げるのを見てた 雨は止まず拍手のように 曇った窓 ベッドで合図を待っていた 空も僕を見てた… どんな問いにも正解を指す指より 「共に迷おう」 と手を繋げるような夜に… Ah 星巡りに 疲れた 蝶は 雨宿りの詩を待っている 皐月闇の嘘 目を瞑って 浮き彫りになって消えた 細い呼吸 僕は聴こえるよ ねぇ 聴こえるでしょ? 響き確かめる為の夜… 繋いで… 繋いでいたいな。 ツナイデ…。