すーぱーのすたるじぃ

歌詞

スカートの裾を揺らす 甘い時代を横目に見て 走らせた黄色いお気に入りの自転車 どれだけペダル早く回してみたって 昨日には戻れない わかってるって 吹奏楽の音 うざいサッカー部の叫声 掻き消したギターリフと 割れかけのチャイナシンバル 涙まで嘘になってしまうその前に 僕達は早くもう帰ろうよ デリートしてよ匂いを 色褪せないこのデジタルは 忘れたい君のことを バカみたいに鮮明すぎるほど 覚えてる 空を赤く燃やして 僕の街を飲み込んでよ こんなんも悪くないって 思ってしまいそうだから きっと良くなるさって 太陽に願っても 明日があるなんてわかんないのに 金星はぼやけるから 僕の意味を示し出すよ こんなんも悪くないって思って 欲しいだけだから 君と僕だけずっとここに 居てもいいよ あの頃の続きみたい みたい夢だけを抱きしめて ストローの先を噛んで 頭渋滞しちゃっていても また来るうざったいいつもの赤い 電車 駅まで続く海沿いの一本道を 僕達歌いながら帰ろうよ デリートしてよその思想 色褪せた加工デジタルで なにが写ルンというのでしょう バカみたい気づいて あなたでいてよねずっと 永遠の少年はずっとここで 息をしているよ "こんなんしかしたくない"ってそれ だけだっていいよね 目を逸らした画面は傷つくのが 怖いからで 勝手に アップデートされちゃわないように バラバラの星たちは同じ空で輝き 出すけど こんなんじゃ 星にすらもなれっこなんてないよね 意味を考えたってずっと答えなんて 出ないけれど あの頃はあの頃でいい 僕の夢だけがノスタルジィで 思い出の中は夕暮れの 色褪せてしまう現実で 忘れちゃう君の大切を 歌で抱きしめたい いつでもおいでよ ただ騒いでただけで青春とか 言っちゃってさ 酸いも甘いも全て良かったとか クソだけど 1ミリの感情も残さず食べるように 僕は全部君にあげたいんだよ 空を赤く燃やして 僕の街を飲み込んでよ こんなんしかできっこないちっぽけ な僕だけど 君と僕だけずっとここに 居てもいいよ あの頃の続きをしよう 見たい夢だけを抱きしめて