拝啓 この手紙の先に居る あたたかな指先 鼓動の音 どうしていますか? 知ることはない 一方通行の連絡を どうか許してほしい ただ今は 不思議な奇跡 感謝しよう 「明日も明後日も」なんてね 限りある その中で 伝えられなかったことがある Lady,lady 僕のことは 忘れたってよくて その傷が痕になって 痛まないように そうしてあげたい 晴れた日の午後に聞いていた ブルースをもう一度弾いてみる 遠い場所へと放つように 明日も明後日も、なんてさ 君の住むあの町へ 秋風になって届けてあげたい 春は花に、夏は雲に 冬は星になるよ その日々が幸せに、 安らかであるためにさ Lady,lady さようならはいいの この想いは消えていくけど “世界”になって降り注げばいい