あなたと言葉 交わしている時間は あまりにも 早く過ぎてゆく あの香りが 続く束の間に ざわめく心は 落ちていく すぐに 飛んで忘れた はじまりから 流れ出てくるの 本音のベースに 肝心の間は 抜かさないでね だけど止められない わずかな余韻も 鼻に付く程に たくさん吸い込んで むせてしまいたい なんてさ 痛いわ 可憐な中に 潜んでいる冷たさ なぜかしら 隠しきれなくて この気持ちが続く つかの間に 恋の終わりまで やってくる そして 思い出すのは 最後だけ あふれ出始めた 本音の調べが 正しい関係を 取り戻すまで だけど掴みきれない わずかな言葉も 口にする程 たくさん思い出す 失せることなく どうかこのままで 甘くて苦くて 冷たいのに温かい 甘くて苦くて 冷たいのに温かい