そこから僕の名前を呼んで どこかへ連れて行って欲しいのさ 見たことのないイメージの向こう そこから始まる僕らは、 互い違いにかけたボタンを 気にも留めないままで ペダルを漕いで進む "誰か”になろうと足掻いた時代が 埃に埋もれてる 眠い辛い怠いと戦って 勝ち残るのは結局 使命感に駆られた自分だ 戻りたいと消えたいに 負けそうになってる なんて生きるとは難しいのだ 空は馬鹿みたいに青くて 長い坂の上 揺れるアスファルトに 誰の影を探している? そこから僕の名前を呼んで どこかへ連れて行って欲しいのさ 見たことのないイメージの向こう そこから始まる僕らは、 一つ飛ばし登る未来を 挫かないように一つ 確かめるように降りる 僕らは「大人」になる 意味に気づき始めてる なんて生きるとは美しいのだ 雨の匂いがする夕暮れ 夢の代償は? 恋の結末は? 生き急ぐことに価値はあったか? そこから僕の名前を呼んで どこかへ連れて行ってほしいのさ 伸ばした手が空を掴む そこから溢れたのは、 僕じゃない誰か ここじゃないどこか いつからか傷が治らなくなったが 憧れに触れた願いが叶った その記憶を頼りに進んでいけ今は そこから僕の名前を呼んで どこかへ連れて行って欲しいのさ 見たことのないイメージの向こう 降伏じゃなくて 証明のための"答え”が欲しい ただずっと二の足踏んで 誰かを待つ人生はつまらない ことは知ってる 白旗を掲げた僕ら "ここにいるよ”と 叫んでる風を待っている 白旗を掲げた僕ら 傷だらけの主人公未満でもいい 僕ら叶うならば それでも主人公がいい。