会いたいと言えばいつでも 会いにきてくれるくせに 肝心な時に返事のない君を想って そっと深く息を吐く そっと夜に混ざってく 新宿の空は月を囲うビルの檻だ 瞬く間に変わりゆくこの一瞬が 人生 欲しがりが募りませんように このまま君を誘う言葉を探して またひとつ夜が明けてく 会いたいと会えないの間を 泳ぐ海月みたいに 同じ夢を君と見たくて そのまま僕は恋に落ちて 知りたい 伝えたい それでも言えずにいる 二人のストーリー 後悔をすればするほど 曖昧に誤魔化す癖が 僕の未来を 塗りつぶしているみたいだ そっと深く息を吸う そっと夜に混ざってく 二人を描く レイトショーの序章だったらいい すれ違う度に気付くこの一瞬が 人生 何時も儘なりませんように このまま君を誘う言葉を探して またひとつ夜が明けてく 辞めたいと辞めないの間を 泳ぐ海月みたいに 叶わない恋だと嘲って 忘れようとすると怖くて 知りたい 伝えたい それでもいえずにいる 二人のストーリー 水槽の中では うまく息ができなくて 藻掻いて藻掻いて ゆらゆらゆらゆら漂って この檻を越えた先でまた君と 思うように生きられたら ねえ どこにいる? このままうまくいかない日々が 続いて なにひとつ変わらなくたって それでも"人生だ"って言えるかな どうせまた会いたくなるから 息を吸って 夜を泳いで 君に会いに行く このまま君を誘う言葉を探して 終わらない夜を駆けてく 会いたいと会えないの間を 泳ぐ鯨の背に乗って 同じ夢を君と見たくて そのまま僕ら恋に落ちて 知りたい 伝えたい それでも言えずにいる 二人のストーリー これから描いてく 二人のストーリー