ピリオドを打て さあそこから見える未来があって いつかじゃなくて今なんだ それぞれの明日を行け ここが第二章の一ページ目 その一行目 何を語ればいいんだっけ? ひと呼吸だけおいて話し出すのは "ハジメマシテ" まるで読みかけの小説の その背表紙を 黒く塗りつぶすように あらすじもこの先も読めないのが 未来だと言う 台本は僕も誰も知らなくていい ミスリードじみた伏線の全部も 最後に帳尻合わすくらいでいいから "運命"なんてそういうものだろ ピリオドを打て さあ諦めた昨日に手を振って 間違いだらけだと知って そこから何が見える? 台本は僕も誰も知らなくていい ミスリードじみた伏線の全部も いつまでダラダラ喋ってるんだ 結局とりあえずどうするんだ 一息で言え 僕は誰だ ピリオドを打て 今 その傷にすら意味があって 終わりがあるから痛むんだ 瘡蓋を剥がす勇気を ピリオドを打て さあ諦めた昨日に手を振って 間違いだらけだったらどうなんだ 最終的に勝者であればいい ピリオドを打て さあそこから見える未来があって いつかじゃなくて今なんだ それぞれの明日を行け 僕らしくあれ さあそこで初めて答えが分かって セリフじゃなくて 本音だった 僕だけの声を聞け