拍手は要らない 要らない どの言葉もこの心を示せないんだ 地位や名声は確かなものは 私を満たさなくて こたえは要らない 要らない 伝えられることなど たかが知れてるんだ 誰かの問いかけは雨粒 何一つ私は足りなくて 私の頭の中の孤独を 全部 形にできたのならば死のう 掌の上に広がる宇宙の 収束を待つ頃 私は役目を終える 衣食住のどれを欠こうとも ああそう 私は描くだろう 正しく伝わりますように と願ったんだ 拍手は要らない 要らない どの言葉もこの心を示せないんだ 地位や名声や確かなものは 私を満たさなくて こたえは要らない 要らない 伝えられることなど たかが知れてるんだ 誰かの問いかけは雨粒 何一つ私は足りなくて 忘れはしないと誓う記憶も 全部 溶けてなくなるものだと知る 掌から溢れゆく絵の具を 掬い取り今日もまた 名も無き絵に名をつける 起承転結のどれを欠こうとも ああそう 私は描くだろう 過ちと後悔をそっと 詰め込んで 拍手は要らない 要らない 理解と憧れは天と地ほど遠いんだ 認めて欲しいと願うことは これほど罪深くて こたえは要らない 要らない 明日が来ないことなど 恐ろしくないんだ 誰かの誹謗など砂嵐 それすら私には愛しくて 終わりのない孤独と 始まらない走馬灯 ここは私だけの戦場で 聲を殺し銃口を向けている 誰かにとって真実で 誰かにとって虚構で だからこそ芸術は止まない 私は私を生きてたくて 言葉にできたのならば死のう