AWA

透明少女

611
6
  • 2022.12.21
  • 4:23
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歌詞

窓、冷え切った部屋 囁いた朝 重なって 肩揃え。 はみ出した足先の温度が また消えた。 等間隔の距離をまたがって行方は、 張り付いた心臓の音にのせた。 街、包み込んだ街灯と 夜の隙間に淡い期待を持つ。 夢、水槽に飲み込まれ 足が届かないなんて言うんだろう。 海、透明な身体も 着飾った浴衣も 満ちた月が照らす そのまま浮かんでいった。 夜、写り込んだグラス注ぐ。 淵に寄り添い甘い匂いを嗅ぐ。 夏、草臥れてた今日は うまく寝付けないからさ。 曖昧でもいいと、言いかけた恋。 ふかす、煙に混じる 廃退した夜をなぞる指が どうも愛しくおもうのだろう。 日々、塞ぎ込んだ罪悪の 朽ちた欠片を拾い 海へと撒く。 これが恋と言うのなら、 なんて素敵なんでしょう。 またいつも通りの夜が来て、 戸惑いもなく、深く沈んで行く。 これで終わりだな満足か、 愛に飲まれないように、明日も。

1曲 | 2022

このアルバムの収録曲

  • 1.透明少女
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