逃げても逃げても 逃げても逃げても 逃げても逃げても 逃げても逃げても ゴミに名前をつけて話しかける 君だけが理解者だ頭をなでる 混ぜる脳みその中を 固まっている 挟まっているカスをとりたい 僕の学校じゃ最近人が消える 行方不明者続出中 噂では消えたやつらはカラスになり 生ゴミをいつも漁ってる それが嘘でも 本当でもどっちでもいい どうせ仲良くはない 石を投げつけておっぱらう 学校に行かなきゃだ あくびがでちゃう 誰かがこっちを何度も見てる 臨時の講師の女の人だ 黒い口紅で不気味でヤダな 距離を置きたいなこっちを見るな テストの時も授業中も 休み時間も部活後も 集会の時も下校前も 視線を感じる 寒気がする 逃げても逃げても来る 来る 捕まってしまうこのままじゃ だからできることはできるうちに 助けを待っても時間の無駄 逃げても逃げても来る 来る 切られてしまうよ主電源を 会える人と会えるうちに 夜明けは僕らを待ってくれない 電気も消えて静まり返った教室 僕は考えごと その時 廊下で足音がした 不気味な講師の女の人だ 甘くて危ない香水がかおる 何も言わずに近づいてくる すぐに教室を出て家に帰ろう 廊下を走り、階段を降りた 下駄箱についてもう大丈夫と 思ったら そこに女がいた 片手に小さな籠をもって 手招きをしてる なぜか僕の体のチカラが抜けて 両手はだんだん黒い羽根になった 助けを求めて叫んだつもりが カーカー鳴いてるカラスの声に 逃げても逃げても無駄 無駄 捕まってしまうよいつかは だからできることはできるうちに 時間は僕らを待ってくれない 逃げても逃げても無駄 無駄 切られてしまうよ主電源を 会える人と会えるうちに 夜明けは僕らを待ってくれない 逃げても逃げても 逃げても逃げても 逃げても逃げても 逃げても逃げても