まだ起きたくない 二度寝したい 辛い朝の無限ループハマってる 寝癖かき分けて顔を洗って 鏡を見る 嘘だろツノが生えてる いかにも悪魔なツノが2本 まだ小さいけども間違いない まだ誰にもこれは見られていないし 見られたくない 見られちゃいけない 何が原因だろう 治せるのか とりあえずフードでツノを隠す 今まで真面目に生きてきたのに どこかで誘惑に負けたのかも 悪魔は敵 憎むべきやつら そういう風に教わってきた 僕はいったい何者なんだ 僕の敵はずっと僕だった 閉じ込めなきゃ閉じ込めなきゃ 本当の自分を閉じ込めなきゃ 見られちゃやだ見られちゃやだ 自分でも自分を見たくないのに 閉じ込めなきゃ閉じ込めなきゃ バレないように閉じ込めなきゃ 見せちゃダメだ見せちゃダメだ こんな姿は見せちゃダメだ ツノが伸びないように昨夜も祈った だけどもツノはまた伸びた ヤスリで削って抜こうとした 洗面台が血まみれになった 誰にも言えずに人とも距離を置いた どうか忘れてくれ 本当はものすごく心配して 欲しかった だけど無理な話だ 隠しきれないくらいツノは伸びた 皆は驚いた目をしていた 僕は不純だ 歪んでる だけど離れない人もいた 今まで通り接してくれた それがどれほど嬉しかったか 彼らがそうしてくれたように 僕は僕を肯定する 閉じ込めなきゃ閉じ込めなきゃ 自分で自分を閉じ込めてる 見られちゃやだ見られちゃやだ 自分のことしか見えていない 閉じ込めなきゃ閉じ込めなきゃ 隠したところで結局バレる 捨てちゃダメだ捨てちゃダメだ 自分で自分を捨てちゃダメだ 捨てちゃダメだ 扉開けた 捨てちゃダメだ 僕のためだ