ふと 君の声が 胸かすめた 耳鳴りばかりが 似せてくる 嘘と 部屋に漏れた 危ない陽から 逃げ出した後の 想い擦れる 真昼の空は 蒼く切ない 月が満ちれば 君にも逢える なんて 知って 待って ずっと 待って、望んでいた あたし ここまで来たよ 君の番だ この手を 今繋ぐのは 流れる星を 銀河まで追いかけようか さいごの黄昏 超えて あの 電波塔は 倒れたまま アスファルトに咲く 花たちは自由 毒を浴びて 錆びた校舎 渡廊下で 待ち合わせよう 自販機なんて 叩けば直る 破れた教科書 落書きしちゃえ なんで? だって なんか 変で なんか、笑えちゃうよ 君と ここまで来れた 次は何だ 過去には 戻れなくても それでもいいよ 銀河の中ふたりぼっち さいごの黄昏 超えて