擦れた鉄の匂い、 地下鉄はもう動いていない 深い夜に迷った 浅い考え二つのダイヤ 後先なんていらない、 きっともう朝は来ない 時が止まればいい、 馬鹿な二人の願い 濡れた髪の匂い、 付けっ放しホテルのテレビ 流れる原作 浅野いにおの一つの映画 指先で触れた肌、 水滴が吸い込まれたように 一つになれれば、それが僕の想い。 同じシャンプーで洗った お揃いの体は なんだか存在ごと二人をくっつけて 飲んでた酒臭さも どっちのかもうわからんくなって 同じ布団を奪いあって眠るのさ めろぅめろぅ二人は バニラと あのメロンソーダの空と海で とろぅとろぅ溶け合い 愛し合って一つになれればいい 燻る草の匂い、 少し君より早く起きて 眠る表情や寝息を横で眺めながら 10年後や、はたまた その先の二人は幸せなんか?と 宙ぶらりん、 煙のような妄想をするのさ これからの話はこれからの話で 少し考えすぎちゃうくらいが ちょうどいいや これまでの話はこれまでの話で ちょっと嫉妬しちゃうくらいが ちょうどいいのさ 同じシャンプーで洗った お揃いの体は なんだか存在ごと二人をくっつけて 飲んでた酒臭さも どっちのかもうわからんくなって 同じ布団を奪いあって眠るのさ めろぅめろぅ二人は バニラと あのメロンソーダの空と海で とろぅとろぅ溶け合い 愛し合って一つになれればいい めろうめろう君となら バニラと あのメロンソーダのようになれるさ しゅわしゅわ弾けようぜ 二人の炭酸が尽きるまで