学校休んだ子どもが 見ていたテレビのように ここの地面はとても 静かな香りをしているよ うさぎの翅が剥き出しの岩の 冷たい肌の上で跳ねる 火薬の熱に抗う朝に 片足で飛んでリズムに乗って 骨になるまで 防波堤の上を裸足のままで駆ける 君の汗と瞳の奥で 弛んだ泥の根を掘り上げた 口伝えの歌で待っている 雑ビルの谷間に飛んでいく 学校休んだ子どもが見ていた テレビのように ここの地面はとても お喋りな会話に溢れるよ 君の汗と瞳の奥で 弛んだ泥の根を掘り上げた 口伝えの歌で待っている 雑ビルの谷間に飛んでいく 春の茎はやわらかに捻れ 春の茎はしなやかに齧れ
