好きって言って 好きって言われても なんか それだけじゃ 僕が僕でいられない 合わせるほど 輪郭が滲んでく 「私」って、 本当は誰だったっけ? i? my? me? 全部僕のはずなのに 君に合わせて変えてきた わがままって言われないように 君の「理想」の テンプレートみたいになってた 曖昧 i my me いちばん、分からないのは 僕自身だった 曖昧 i my me 君の横で笑ってるけど 本当の気持ちは どの声だった? 曖昧 i my me 好きって言った僕も 分かってほしかっただけかもしれな い identity lost in love 君の好みに ちょっとずつ寄せてた 服も、話し方も、 「たまたま」って言ってたけど あれ全部、努力だったんだ 気づいてた? "You're so easy to be with" って言われた瞬間 少しだけ、泣きたくなった それってつまり 「合わせやすい人」って 意味でしょ? 自分じゃなくなっていく痛みに 君は気づいてなかった 曖昧 i my me 選ばれるために 選べなかった自分 曖昧 i my me 君が好きな「僕」は 僕が作った 偽物だった 曖昧 i my me もう誰の“好き”にも 寄りかからないで 立っていたいのに It’s not easy to come back to me 私は誰? って自問するたび 君の声で 答えを探してた でもそれじゃ 僕の人生じゃないって やっと 気づいた夜があった 曖昧 i my me もう、君に合わせるだけの 僕は終わりにする 曖昧 i my me それでも、好きだった時間を 間違いにしたくないから 今から 本物の“私”を 名乗っていく i, my, me 曖昧でいたのは 僕じゃなくて 「愛のかたち」のほうだったんだ