きみは まだ 僕のコーヒーの飲み方を 間違える それが 少し イラつくのに 直してほしいとは 思わない we’re not in love not like before でも 電気の点け忘れを 直す その後ろ姿に なぜか 涙が 出そうになった 愛じゃないかもしれない でも 毎日 選んでる 好きより 続ける お互い もう 笑えない日も 時には 遠くなる声も でも、出て行かないって それだけで 少しだけ 嬉しいって 思う自分が 怖いよ 完璧なタイミングで きみの「おかえり」が 聞こえない でも その代わりに 洗い物が 終わってたりする そんな「優しさ」が 静かに 苦しくなる but i stay and so do you 口喧嘩のあと 二人分の 洗濯物 何事もなかったように 干してるきみが 一番 強いんだって 思った 好きより 続ける 「分かり合えない」って 知りながら それでも 離れないって 本当は 怖いんだよ 恋じゃなくても この日々が 何かを 救ってる気がする 愛は たまに 静かに 腐っていく でも それでも 腐ったまま 手放せないこともある それって、 いけないことかな? 好きより 続ける この狭い部屋で 溜息を 重ねながら 今日も 眠る 愛じゃなくても これが 私たちの 確かな、命の形 何が足りなかったんだろう それでも、今も そばにいるってことが 答えになるなら 僕たちは まだ、生きてる