泣かないって 決めてた きみを責める理由なんて どこにもないから でも 手をにぎったまま 心だけ はなれてた それが 一番 こわかった 続けられる ただそれだけなら たぶん いくらでも やっていけた でも ボクたちは 「すき」の形を 忘れてしまってた このままじゃ ただ 二人で 嘘を育てるだけ 手をつないだまま、おわろう 泣かないで 笑いながら 「ありがとう」だけを言おう 最後にちゃんと ふたりのこと ふたりで 終わらせたい 優しさに 逃げないで きみが 悪いわけじゃない ボクが 冷めたわけでもない ただ、 「いっしょにいる理由」が もう 見えなくなっただけ でも、それでも きみの手は まだあたたかい もし このまま続けてたら きっと もっと ひどい終わり方をしてた 声を荒げて 誰かを責めて 最後に 嫌いになるくらいなら いま ここで 「好きだった」って 言えるまま おわりたい 手をつないだまま、おわろう 過去を なかったことにしないで ちゃんと いっしょにいた時間を 胸に のこすために まだ 笑える今 ボクたちは 選べるんだ "goodbye" with grace だれかが言ってた 「別れ方が いちばん、その人をあらわす」って ならば ボクは きみの手を にぎったまま そっと さよならを言いたい 傷つけないためじゃない 敬意のために 手をつないだまま、おわろう もう一度 きみの目を まっすぐに見て いまだけは ちゃんと ほんとうの気持ちを ことばにして 「終わりにする」って ふたりで 決めよう そして その手を ゆっくりほどいて でも ふたりとも ふりかえらずに あるいていく not because we stopped loving but because we finally understood when to let go 言えるまま おわりたい 手をつないだまま、おわろう 過去を なかったことにしないで ちゃんと いっしょに