夏の香りで 感じたの またこの季節が やってきたんだと 日が暮れるとふと 思いだす 体を通る 赤い風 蝉が遠くで 鳴いている 命の尊さ 歌おうか 廻り廻りゆく 時代の車輪 一瞬のよに 日とまわり 昔の私が 私を見つめ うらやましそうに 微笑んだ 廻り廻りゆく 季節の車輪 太陽のよに 陽とまわり 風の便りが 私をよぶの 今日も空 目指す ひまわり 帰り間際に後ろ向く 今までの 通り道を見つめた はじめるなら 今しかない そう言っているかのような 見送り 蝉の声は まだ残ってる 私は この日を忘れない 風に散らした 花びらのように ふと気が付けば 時は過ぎ そしてまたこの季節はやって来る 記憶と共に やってくる 新たなページを記そうか 貴方は廻りゆく 世界のひとつ 運命のよに ひとまわり 未来の私が 私を見下ろし こっちにおいでと 手を招く 廻り廻りゆく 季節の車輪 太陽のよに ひとまわり 風の便りが 私をよぶの 今日も空 目指す ひまわり 今日も咲き誇る ひまわり